IT業界のトレンドは日々変化しています。現代においては、IT業界におけるGoogleの台頭から、Googleが開発言語であるGo言語や、人工知能開発に頻繁に用いられるPythonなどがトレンドとなっており、これらの言語を用いた開発に携わるエンジニアは高い年収を稼いでいるのも事実です。
しかし、エンジニアとして働くにあたって、トレンド言語を使いこなせるスキルは必要なのでしょうか。これに関しては、将来自分がどうなりたいのかがポイントとなるでしょう。
たとえばずっと企業に勤めていきたいと考えているのであれば、学んでおけば損はないけれども、キャリア形成が難しいと言うのが現状でしょう。特に日本は保守的な企業が多く、新しい技術を取り入れるのに時間がかかるという難点を抱えています。そのため、トレンド言語を用いた開発を開始しようと思った頃にはトレンド言語が変わっていたということも少なくありません。
それに、トレンド言語を用いた開発に携わっているのはエンジニアの中でも高い技術力を持っている人が大半であり、一般のエンジニアが携わるには余程運が良くない限り難しいでしょう。
一方で、将来独立してフリーランスになりたいと考えているのであれば、トレンドを押さえておくと収入アップが望めます。フリーランスは自分で仕事を選べるため、トレンド言語の仕事もすることができます。
そしてトレンド言語を扱えるエンジニアの需要は高いです。案件単価が高額であることも少なくないため、将来独立しようと考えているならトレンド言語を学習しておくことをおすすめします。